子どもの思春期を乗り越える《3つの方法》

子どもの思春期を乗り越える3つの方法
~~思春期とは~~
思春期は、一般的には小学校高学年(11歳)頃から始まり、中学・高校くらいまでと言われています。また度合いも個人差があり、中学生くらいになると、より親子間の葛藤が増える傾向にあります。
ある中学生対象の調査では、1/3が「親とはうまくいっていない」と答えたそうです。
理由は、「親の干渉への反発」が主です。
この時期の子どもは、
・親に対して反抗的になったり
・「うざい!」「関係ない!」などと、口答えをしたり
・無口になったり
・特に男の子は暴力的なことをしてきたり ・・・。
子どもとの距離感もつかみにくく、コミュニケーションに不安や戸惑いを感じる親御さんも多いと思います。
“思春期だから” と頭では解っていても、子どもの変化を素直に受け止められないのが親だと思います。
ですが正直なところ、子どもの「反抗」には、人として親も腹が立つこともありますよね(^-^)
~~親の悩み~~
思春期になるにつれ、親の大変さは増していきます。
その中でも一番は反抗期ですね。
反抗期=成長過程
このことは知識としてわかっていても、子どもの成長が受け入れられずに、親の考えを押し付けてしまうこともあるでしょう。また、無口で反応がなくなった子どもに対して
問い詰めてしまうと、更に反抗し、また子どもが話さなくなる原因にもなり兼ねません。こうして、子どもの気持ちが離れていってしまうことは起こりえることです。
子どもがこうなってしまったのは何が原因なのだろう?
私が悪いのだろうか?
育て方が悪いのだろうか?
親自身も子育てに、罪悪感を感じてしまう事もあるかもしれません。
「親として何が必要になるのか」と真剣に考える時期ですね。
~~親としてできること~~
大前提として、今は成長中・実験中と思う事にしませんか?
長い人生から見たら、本当に一時期です。
真っ只中にいる親御さんは、常にお子さんの事が頭から離れないかもしれませんが、この時期、親にできることは多くはないと思います。
ですが、親にしかできない、親だから出来る事があります。
①子どものありのままを受け止める
②「理解できなくて当たり前」と割り切る
そして一番大切なことは、
③笑っている親であることです。
親もどうすればいいのかわからない、我が子と共に初めて迎える反抗期。
子どものチカラを信じて、大変だから、話さないからといって子どもから逃げずに向き合い、親としての言動には責任を持ちましょう。
~~まとめ~~
反抗期は
・成長中
・一過性のもの
と割り切り、理解できなくても当たり前だと思ってみませんか。
子どものありのままを受け入れることで、子どもも安心して反抗期を乗り切れます。
そして一番大切なのは、笑っているお母さんでいる。
何があっても揺らがないお母さんがいてくれるだけで、子どもは自己肯定感を下げることなく、安心して過ごせます。
お母さん自身も、
我が子は大丈夫(^-^)
私も大丈夫(^-^)
とでんと構え、良好な親子関係を築きながら、お子さんの成長を楽しみたいですね(^-^)